海外レンタルサーバー(ホスティング)とは、海外にある運営会社が提供しているホスティングサービスです。
日本国内のレンタルサーバーに比べて格安であったり、海外経由のビジネスを考えている人に最適なサーバーです。
海外レンタルサーバーには、有料のホスティングもありますが、今回は無料で使えるホスティングをご紹介したいと思います。
freehosting.com
freehosting.comは、アメリカにあるレンタルサーバーです。
無料プランでは、以下の特徴があります。
- 10GBのディスク容量
- 無制限のトラフィック
- 独自ドメインの使用可能
- 1個のMySQLとメールアカウント
- cPanelの利用
- SSL証明書の発行(SSLは別途必要)
- ワードプレスOK
ディスク容量やトラフィックが十分にあることや、独自ドメインやSSL証明書が無料で使えることです。
基本的な機能は無料で利用できます。しかし、SSLなどのオプションは有料で別途追加する必要があります。
有料オプションは「Product Addons」から追加できます。
例えば以下のようなアドオンがあります。
- メールボックス1個追加($14.95)
- MySQL1個追加($24.95)
- サブドメイン1個追加($14.95)
- SSL追加($29.95)
- など
これらのアドオンは1度きりの購入でずっと使えます。
欲しい機能だけ購入していくスタイルなので、余計なお金をかけたくない人に最適なレンタルサーバーです。
日本語は非対応。
freehostia.com
freehostia.comは、イギリスにあるレンタルサーバーです。
無料プランでは、以下の特徴があります。
- 250MBのディスク容量
- 6GBのトラフィック
- 5つのサブドメインの使用可能
- PHPとMySQLのサポート
- 独自のコントロールパネルの利用
- SSL証明書の発行(SSLは別途必要)
- ワードプレスOK
容量が少な過ぎるのが最大のデメリットですが、上記の機能だけでなく、ファイルマネージャーやFTPアカウント、サイトビルダーなどが使えます。
ワードプレスがインストールできるので、初心者の方にも最適です。
しかしながら、無料サブドメインはないので、独自ドメインを用意する必要があります。
日本語に対応。
infinityfree.com
infinityfree.comは、オランダにあるレンタルサーバーです。
無料プランでは、以下の特徴があります。
- 5GBのディスク容量
- 無料サブドメイン
- 独自ドメインの使用可能
- PHPとMySQLのサポート
- cPanelの利用
- SSL証明書の発行(SSLは別途必要)
- ワードプレスOK
5GBの容量と無料サブドメインがあるため、独自ドメインを持っていない初心者の方でもすぐにワードプレスなどのCMSを始めることができます。また、必要な機能も揃っているのでレンタルサーバーがどういうものなのか分からない人や操作を試したい人にも最適です。
使いやすい反面で、30日間に5人の訪問者がいなかったり、管理画面にログインしていなかったりするとドメインが凍結されてしまいます(アカウントはロック状態で削除されません。)
無料で使えるデメリット
ここまで海外で無料で使えるレンタルサーバーをご紹介しました。
無料で使えるためコストパフォーマンスは良いです。
しかし、以下のようなデメリットを受け入れておく必要があります。
- 機能制限がある
- SSLなどが有料オプション
- 自動アカウント削除
- 急なサービスの停止
全ての機能が無料で使える訳ではなく、サブドメインの追加やSSLなどの一部の機能が有料オプションです。
このような制限のある中でうまくやりくりできる人でないと使い続けるのは厳しいです。
また、無料で使い続けることは可能ですが、一定期間ログインがなかったり、アクセスが確認できない場合に自動でアカウントが削除されてしまうということがあります。
初心者の多くはブログを作ってもアクセスが伸びずに途中で利用をやめてしまうことが多いので、そのような場合は国内のレンタルサーバーに契約した方が良いでしょう。
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