レンタルサーバーでプログラミング言語を使用したい方にオススメな会社の紹介です。
レンタルサーバーでプログラミング言語を使う理由は?
Python/Ruby/Perl 等のプログラミング言語を使うメリットはローカルPCから直接サーバーを操作できることです。
レンタルサーバーへログインしてファイルマネージャーやFTPを利用する必要は無くなり、ターミナルやコマンドプロンプトを使って直接サーバーを弄れるようになります。
そして、このようなプログラミング言語を利用すれば以下のようなことが簡単に行えます。
- 記事の投稿(WordPress等)
- 画像のアップロード(WordPress等)
- ファイルの作成・編集・削除
もしWordPress等のCMSを使っている方はプログラミングを駆使することでより効率の良い記事の自動投稿や画像のアップロードが行えるようになります。
しかし、これにはコードを書く専門知識が必要になります。
また、プログラミング言語は便利な反面で操作を誤るとサーバーへ負荷をかけてしまったり、ファイルを全て削除してしまったりと予期せぬリスクを引き起こす原因になります。
そのため、プログラミングを使ってレンタルサーバーを扱いたい方は事前によくプログラミング言語に慣れておく必要があります。
Python/Ruby/Perlを使うには?
プログラミング言語を利用するには各レンタルサーバーがプログラミング言語をサポートしていることが前提になります。
各レンタルサーバーの仕様を確認して頂き、使いたいプログラミング言語のサポート状況を確認しましょう。
Python/Ruby/Perlのインストール
基本的にレンタルサーバー側でサポートされていればインストールする必要はありません。
その場合は以下のようなディレクトリにアクセスすることでプログラミング言語を呼び出すことが可能です。
<レンタルサーバー会社別のインストール先・ディレクトリ(パス)>
レンタルサーバー会社 | Python | Ruby | Perl |
---|---|---|---|
ロリポップ! | /usr/local/bin/pythonX.X | /usr/local/bin/rubyX.X | /usr/bin/perl |
エックスサーバー | /usr/bin/pythonX.X | /usr/bin/ruby | /usr/bin/perl |
ミックスホスト | /usr/bin/python | – | /usr/bin/perl |
(Xには対応バージョンを入力します。)
もし、サポートはされているけれどもインストールされていなければご自身でインストールが必要になります。
その際には各レンタルサーバーの管理画面から行える場合とSSH経由でインストールする場合の2つが考えられます。
個人でインストールするには専門的な知識が必要になりますので、上記のような初めからプログラミング言語がインストールされているレンタルサーバーを選ぶようにしましょう。
Python/Ruby/Perlが使えるレンタルサーバーの一覧
国内の有名レンタルサーバーの対応状況は以下の通りです。
レンタルサーバー会社 | Python | Ruby | Perl |
---|---|---|---|
ロリポップ! | バージョン2.X / 3.X | バージョン2.X | バージョン5.X0 |
エックスサーバー | バージョン 2.7.X / 3.4.X / 3.6.X | バージョン 2.0.0 | バージョン 5.16.x |
ミックスホスト | バージョン 2.7.5 | – | バージョン 5.X |
(Xには対応バージョンを入力します。)

これらのレンタルサーバー会社は既にプログラミング言語がインストールされているため、指定のディレクトリ(パス)へアクセスするだけで利用可能できます。
各社のプランによってバージョンが異なる場合がありますので事前によくご確認願います。
プログラミング操作はSSH接続でやる
Python/Ruby/Perlのようなプログラミング言語はコードを書いて、サーバーへアップロードすることで処理が行えます。
しかし、サーバーのみでプログラミングを扱うには非常に不便です。
ローカルPCからサーバーへ直接アクセスして操作ができる環境が必要です。
それを可能にするのがSSH接続になります。
SSH接続はローカルPCから直接サーバーへアクセスを可能にするプロトコルです。
ローカルPCで簡単にサーバーとアクセスできるので、ファイルやテキストの処理が容易になります。
また、WordPress等のCMSを使っている方は記事の自動投稿や複数のファイルのアップロードができるようになります。
今まで出来なかったような複雑な処理が行えるようになりますので、これを機にプログラミングの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

コメント