独自ドメインを取得予定の方にドメインの種類についてご紹介します。
ドメインとは
ドメインとはWEBサイトにおいて個々のサイトに割り当てられる住所のことです。
上図の例では「123.456.78.90」に住所が集約されています。
ドメインを持つことで他のサイトと差別化を図ることができます。
そして、ドメインを細かく切り分ける(サブドメイン)ことでブランド力の強化にも繋がります。
ドメインの種類
ドメインは大きく分けて2種類が存在します。
- 用途や目的にちなんだgTLD
- 国や地域にちなんだccTLD
1. gTLD(generic TLD)
gTLDのドメインは用途や目的にちなんだ名前のドメインになります。
例えば、よく見かける「.com(商用)」、「.net(通信)」、「.shop(お店)」、「.ninja(忍者)」などがあります。
的確なドメインであれば、
ご自身のサイトがどういったジャンルなのか一目で伝わりやすくなるメリットがあります。
2. ccTLD(country code TLD)
ccTLDのドメインは国や地域にちなんだ名前のドメインになります。
例えば、「.jp(日本)」、「.us(アメリカ)」などがあります。
このような国コードのドメインは原則としてその国に住んでいる人のみが登録することが出来ます。
ドメインはどれを選べばいいのか?
ドメインは約500種類以上が選択可能です。
一昔前はドメインを契約する際にサイトの用途にちなんだドメインしか登録できませんでした。
例えば、以下のイメージです。
- 「.com」・・・商用サービスのサイト
- 「.net」・・・ネットワークのサイト
- 「.biz」・・・ビジネスのサイト
- 「org」・・・非営利団体のサイト
- 「.blog」・・・ブログのサイト
このように規定の趣旨にそぐわないサイトは登録が認められていませんでした。
しかし、現在ではどのドメインでも自由に使うことができるようになりました。
例えば、「.shop」というショップドメインで情報系サイトを運営しても問題ありません。
ご自身の好きなドメインを選びましょう。
ドメインを選ぶ際のポイント
ドメインはどれでも自由に選ぶことが可能です。
しかしながら、その時は良くても後になって変更したくなった場合に大変になることがあります。
そうならないようにドメインを選ぶポイントをご紹介します。
- 取得・更新・移管の費用を調べる
- Whois代行できるか調べる
1. 取得・更新・移管の費用を調べる
ドメインを選ぶ際は更新費用の安いものを選びましょう。
もちろんどのドメインを選択しても問題はありません。
しかし、ドメインは取得した後に「更新費用」が発生します。
例えば、「.com」の更新費用は1年間で約1,400円です。
一方で「.online」の更新費用は1年間で約5,400円です。
実に年間で5倍の差があることがわかります。
ドメインの取得時はキャンペーン等で1年間のみ無料または1円で手に入ったとしても来年からの本来の更新費用を支払わなければなりません。
数年経った後にドメインを変更するのも手ですが、今までのサイトの評価やSEO対策が無駄になってしまいます。
ご自身のサイトにぴったりなドメイン名だったとしても一旦落ち着いて費用についても考えてみて下さい。
SEOを引き継いでアドレス変更(ドメイン引っ越し)する方法は以下。
2. Whois代行できるか調べる
Whois情報とはドメインの所有者情報のことです。
このサイトは誰の持ち主なのかを調べたり、自分の所有物であることを知ってもらう意味があります。
基本的にこのような個人情報はプライバシーの観点からほとんどの人が公開したくない情報です。
そのため、取得したいドメインがWhois代行に対応しているか調べておく必要があります。
ドメインの種類でSEOは変わるのか?
ドメインを取得する際の気になるポイントの1つがドメイン名とSEOの関係です。
結論から言えば、ドメイン名がSEOに直結することほぼありません。
中身の何もないサイトがGoogleの検索エンジンでTOPに来るということが無いようにコンテンツを充実させなければ人は来ません。
そのためコツコツとサイト作りに励むしかありません。
別の見方をするならば、ドメイン名を見るだけでそのサイトがどういったジャンルなのかを訪問者に知らせる意味があります。
「.shop」なら「個人のショップサイトなのかな?」
「.info」なら「情報を提供するサイトなのかな?」
というようにドメインだけで訪問者にサイトのイメージを与えることが出来ます。
更にドメインの前に独自のキーワードを折に混ぜることでサイト全体のイメージを植え付けられます。
このようにドメインが直接SEOに影響を及ぼすことはないかもしれませんが、訪問者へ信頼や安心感を与えることは可能です。
そうしれば自然とアクセスアップに繋がることでしょう。
ご自身のサイトにピッタリなドメインを見つけて貰えれば幸いです。
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